犬にも歯磨きが必要です。でも歯磨きが嫌いな愛犬に悩まされている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
愛犬の歯の健康を守るために歯磨き頑張ろうとしているのに、犬から歯磨きを嫌がられると飼い主さんもストレスになりますよね。かといって歯磨きしないわけにもいかない‥
歯磨きが苦手なワンちゃんには、歯磨き以外のデンタルケアをしましょう。
歯磨き以外のデンタルケア商品も、いろいろあります。
- 水に入れるだけの歯磨き
- フードにふりかけるだけの歯磨き
- 歯磨きおもちゃ
- 歯磨きおやつ
ブラッシングによる歯磨きがベストなのはわかっています。
でも歯磨きを嫌がるワンちゃんを押さえつけて歯磨きするのも、犬と飼い主どっちにとっても良くないですよね。
(歯磨ききらい!)
歯磨きができない犬代表として(?)歯磨き以外のデンタルケアを紹介します。
水に入れるだけの歯磨きはおすすめ?
水に入れるだけのデンタルケアとしてアクアデント・フレッシュを使ってみました。
水に入れるだけで犬のデンタルケアができるのは簡単でいいですよね。
歯磨きが苦手な犬におすすめです。
水に入れるだけのデンタルケアについて詳しくはこちらの記事に書いています。
水に入れるだけのデンタルケアは、イコール完璧な歯磨きとはなりません。
ブラッシングや歯磨きガムとの併用がおすすめです。
また、犬によっては液体歯磨きの味やニオイに敏感で、飲んでくれないこともあります。
慣れるまでは、希釈倍率よりも薄めて使ってみるのも◎
薄めたまましばらく使っていると慣れてくるかもしれませんし、1ヶ月ぐらいは様子見ながら使ってみるのがおすすめです。
ふりかけタイプの歯磨きは?
ふりかけタイプの歯磨きは、サプリメントとして口内環境を整えてくれます。
いつものフードにふりかけるだけでデンタルケアになるので簡単です。
ふりかけタイプの歯磨きが、イコール完全な歯磨きというわけではありませんが、歯磨きを嫌がる犬にとっては何もしないよりはありがたいものです。
何もしないと、口の中の細菌が増えていってしまうので、ふりかけタイプでサプリを取り入れるて改善できるなら簡単でいいですよね。
ふりかけの粉自体を最初は警戒するかもしれません。
警戒心の強い犬の場合は慣れさせる期間も含めて1ヶ月ぐらいは少しずつ与えてみるのがおすすめです。
犬のおもちゃで歯磨きできる?
犬用歯磨きおもちゃ(デンタルトイ)は、遊びながら歯磨きできるというのがいいですね。
歯磨きおもちゃも、イコール完璧な歯磨きにはならないですが、効果はあります。
- 噛むことで唾液が出る
- おもちゃが当たる部分の歯の汚れが取れる
歯磨きおもちゃは、数百円から数千円のものまで色々あります。
ゴムっぽいものや綿のものなど、種類もいろいろあります。買ってみても愛犬に気に入ってもらえないことも‥
せっかく買っても使わないなら、歯磨きの効果どころかおもちゃが無駄にとか思ってしまいますが、愛犬に合う歯磨きおもちゃに出会えれば、簡単に歯磨きケアができます。
1000円ぐらいで買った歯磨きおもちゃ、見向きもされずでした(涙)
犬のおやつで歯磨きできる?
歯磨きガムは犬のおやつにもなるし、歯磨きの効果も期待できます。
歯磨きガムも、イコール完璧な歯磨きにはなりません。
デンタルトイと同じように、噛むことで唾液が出ること、歯磨きガムが当たる部分の歯の汚れが取れることで歯磨き効果が期待できます。
歯磨きガムはおやつでもあるので、犬が喜んで噛んでくれます。
しかしカロリーオーバーしないように適量にすることや、与えっぱなしによる誤飲などには注意が必要です。
歯磨きガムもたくさんの種類があるので、愛犬のお気に入りとなる歯磨きガムに出会えれば、簡単に歯磨きケアができます。
うちの犬は歯磨きガムを気に入らなかったようで、少し噛んで放置されてました。
歯磨きガムにもいろいろ種類があるので、試してみたい気持ちもありつつ‥歯磨きガムだけではデンタルケアとして心許ないので、他の方法でケアしようと思います。
歯磨きしないと歯石が定着して病気になることも
犬が歯磨きを嫌がったり、せっかく買ったデンタルトイを気に入ってくれなかったりと、犬の歯磨きは難しいです。
犬の歯磨きが難しいからといって歯磨きをしないでいると、歯石が定着して、最悪の場合病気になることもあります。
歯磨きしないと口臭がキツくなるだけでなく、歯茎が腫れたり、歯がグラグラしてきます。
歯石が定着してしまった場合、歯ブラシで擦っても取れません。病院で歯石取りをしてもらうことになります。
病院で歯石取りをしてもらうと、一撃で歯がきれいになりますが、歯石取りは全身麻酔で行うので、持病があったり高齢犬にはできないこともあります。
4年間歯磨きされたことのない保護犬の歯石取り(重度)してもらった
繁殖引退犬を保護犬としてお迎えしましたが、4歳ですでに歯石が重度になっていました。
もちろん口臭もすごかったです。
全身麻酔が必要なので、避妊手術と歯石取りを同時にやってもらえたらな〜と素人考えを持っていましたが、動物病院で相談してみると「歯石がひどいので、取るのに時間がかかります。犬の負担のことを考えたら避妊手術とは同時にしないほうがいいです」と言われました。
日帰り手術で夕方には帰宅できましたが、帰ってから寝るまでその日はずっと下痢してました。抜歯もしました。
全身麻酔の歯石取りは、すごい大変なことだったんだなって改めて思いました。
病院でデンタルケアを受けて歯はピカピカになったけど、「これから歯磨き頑張らないと、1年後にはまた同じ状態になります」とのこと‥
犬の歯磨き、がんばります!
歯磨きガムを気に入らなかったのは、歯がグラグラしていて噛みにくかったからかな?と今となっては思います。
歯の治療が終わった後も、歯磨きガムは好まないようなので、やっぱり犬は慣れの動物なんだなぁと思いました。
犬の歯磨きは難しいけど健康のために大切
愛犬には健康に長生きしてほしいですよね。
そのために歯の健康を守るために飼い主として全力で努力したいです。
歯の健康を守るために歯磨きがベストなのは知っていますが、どうしても犬が歯磨きを嫌がるので他のデンタルケアもいろいろ試しています。
半年ぐらいかけて歯磨きに慣れさせるのを目標に、今日も”楽しく”犬の歯磨きがんばります!
市販の商品には「犬の食いつきがいい〇〇フレーバー」とか「楽しく歯磨き」とか書かれていますが、全ての犬が気に入って使ってくれるわけではありません。
実際にうちの犬は、ほとんどの犬が好むであろう〇〇フレーバーとか△△味を嫌っているので苦労しました。
歯磨きができない犬のデンタルケアは、愛犬のお気に入りに出会うまでいろいろ試してみるのがおすすめです。