「はじめての犬が保護犬」ブログを見に来てくださってありがとうございます。
犬を飼いたいけど悪徳ペットショップに資金を流入させてはいけないという思いから、保護犬を迎えるために準備をしてきました。
そしてこの度、運命の保護犬エルちゃんと出会い、我が家の末っ子(?)としてお迎えすることになりました。
保護犬エルは、繁殖引退犬です。
動物愛護法により犬の出産回数に制限が加えられ、今後たくさんの繁殖引退犬が保護犬として生きることになりそうです。
保護犬を知ってもらい、1頭でも多くの保護犬が幸せな一生を終えられるようにとつくったのがこのブログです。
犬を飼うのに、なぜ保護犬?
犬を飼いたい場合、わざわざ保護犬でなくてもペットショップには可愛い子犬たちがいます。
今飼っているペットの引き取り元は、57%以上がペットショップです。(参照:「ペットに関する調査」楽天インサイト・2022年)
一方で話題になっているのが、飼育放棄による保健所への持ち込みや、置き去りなど。たくさんの人がペットショップで可愛い犬猫を買ったのに、飼育放棄しているという事実にショックを受けました。
保護犬猫として保健所に捕獲されるか、保護団体に助けられてなんとか繋がっている命。
全てのペットショップが悪いとは言えませんが、保健所や保護団体によって助けられている命があることも事実です。
ペットショップは運営体制が問題視されていることもたくさんあります。
- 犬を”商売道具”としか見ていないペットショップ
- 適切なお世話をしていないペットショップ
- 悪徳ブリーダーとの関係
ペットショップの問題は、ニュースにもなっています。最近では、ペットショップで病気の犬に治療を受けさせず死亡させたニュースもありました。
私が保護犬を一頭迎えただけでは何の足しにもなりません。
でもどうせ犬を飼うなら、今困ってる保護犬を迎えて、私たちも犬との楽しい暮らしを、犬も幸せな残りの犬生を送ってほしいと思い保護犬の里親になりたいと考えていました。
保護犬を迎えるまで
犬を飼うなら保護犬!と意気込んでいたものの、断られまくり、4つ目の保護団体でやっとOKをもらえました。
譲渡条件は全てクリアしているはずなのに、「小学生の子どもがいる」「子どもが犬を飼った経験がない」という理由で断られ続け、保護犬を迎える前に挫けそうでした。(詳しくはこちらの記事に書いています)
保護犬にこだわらなくても、犬を迎えたいならもうペットショップでいいかな。
そんな考えも浮かんできました。
でもやっぱり、犬を飼うなら、少しでも(犬か人かの)役に立ちたいという気持ちを捨てきれず、4つ目の保護団体のところに連絡しました。
そこで出会ったのが保護犬のエル。
好き好き!
と言っていたかはわかりませんが、めっちゃ見てくる犬でした。
一応相性みたいなのも確かめたかったので、他の保護犬たちとも触れ合って「やっぱり今日は(誰もお迎えせず)帰宅しようかな‥と思って振り返ったら、保護犬のエルがまだこっちを見ているではありませんか!
一目惚れではありませんが、私なりに熟考した上で、保護犬をお迎えすることに決めました。
初心者に保護犬は無理?
いろんな保護団体さんから、「犬を飼ったことないんですよね」とお断りされてきました。(参照:保護団体から断られた話)
保護犬は、犬の飼育初心者には難しいと言われています。
保護犬が初心者には難しい理由は、
- 犬アレルギーが出る可能性がある
- 犬を看取った経験がないので信用できない
- 保護犬をトラウマを抱えている可能性があり懐かないかも
こういった理由です。
犬アレルギーは出るかもしれませんが、私のインターネット調べによると犬アレルギーは犬の毛によって起こることが多いそうです。犬を不潔にしていることで発生するホコリやダニによるアレルギーです。
一応長男だけはアレルギー検査をしたことがあって、「犬猫」と「ホコリ」アレルギーの数値が高めに出ていました。アレルギー検査をしたのが10年ほど前なので曖昧な記憶ですが。
長男はお友達の家の犬と毎日一緒に散歩に行って、わしゃわしゃ触れ合っていますが、ひどいアレルギー症状は出ていません。
我が家の子どもたちは今のところアレルギー症状は出ていませんし、毛の抜けにくい犬をお迎えして、清潔に保つように気をつければ大丈夫かなと思います。
犬の飼育について初心者は保護団体から「やっぱり飼えない」とか言い出すかも、と思われがちです。アレルギーは検査結果で数値化して証明できますが、犬の飼育責任をどの程度感じているかについては証明するのが難しいことです。
一応私は中学生の頃から実家で犬を飼っていましたが、晩年寝たきりになった犬を看病していたのはうちの母ですし、最期まで看取った経験はないとも言えます。
でも、最期まで面倒を見る覚悟はあります。
犬の初心者だから保護犬は難しいと言われるのは、まぁわからなくもないですが、一生一緒にいる覚悟があれば大丈夫でしょう。
保護犬を迎えたヒトについて
・夫、長男(中1)、長女(小4)、次男(小1)の5人家族
・先住ペットはジャンガリアンハムスター(2歳3ヶ月)
・3LDKの一軒家(中古)
・私(ブログ管理者)は38歳、会社員
このブログから得た収益は、保護犬のための寄付にします。
全ての保護犬を幸せにするのは私一人の力では無理です。
でも保護団体がたくさんあって、それぞれの団体さんが頑張ってくれて、悲しい目にあったり、悲惨な環境の犬が少しずつ減っていくと信じています。
保護犬を幸せにするには、まず自分が幸せであること。家族も幸せであること。
その上で、私ができる範囲のことで犬と人間との幸せな暮らしに貢献していきます。