犬のトイレトレーニング完全ガイド|成功のコツと失敗しない6つのポイント

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はじめに

犬と暮らすうえで、トイレトレーニングは欠かせないしつけのひとつです。
決められた場所で排泄できるようになると、犬も飼い主も安心して過ごせるようになりますよね。
でも「うまくいかない」「どうしたらいいの?」と悩む方も多いと思います。

この記事では、トイレトレーニングの基本や成功のコツ、よくある失敗とその対処法までを紹介します。

これからトレーニングを始めようと考えている人の役に立てたら嬉しいです。

トイレトレーニングの基本と成功の流れ

トイレトレーニングは、犬を家に迎えたその日から始めるのが理想です。
特に子犬は排泄の間隔が短いため、家に着いてすぐにおしっこをすることも珍しくありません。

まずはサークルやケージの中にトイレシートを敷いて、排泄しそうなタイミングで犬を中に入れましょう。上手にできたら、その場ですぐにたっぷり褒めることが大切です。

排泄のタイミングは、寝起き・食後・遊んだ後などに多く見られます。床のにおいを嗅いだり、そわそわしたりする様子は「排泄サイン」なので、見逃さないようにしましょう。

トイレで排泄できたら、その場で「いい子!」と声をかけたりごほうびをあげたりして、成功体験を重ねていきます。そうすることで、犬は自然とトイレの場所を覚えていきます。

飼い主

うちは元・保護犬なので、4歳ぐらいからトイレトレーニングを始めました。最初の頃は失敗ばかりでしたが、1年ぐらい続けて、今はだいたい大成功です!

失敗しないトイレトレーニング7つのポイント

1. トイレの場所を決めて整える
落ち着いて排泄できる静かな場所に設置しましょう。
寝床や食事場所から離れた場所が理想です。シートやトレーは清潔に保ち、使いやすいものを選んでくださいね。

飼い主

トイレトレーニング開始したばかりの頃は、ケージ内にシートを敷いてみたり、トレーにシートを敷いていました。
でもケージを怖がったり、トレーの感覚を嫌がっているように感じたのでケージはやめ、トレーは捨てて、シートだけでトレーニングするようにしました。

2. 排泄タイミングを把握する
寝起きや食後、遊んだ後など、排泄しやすいタイミングをメモしておくと誘導がしやすくなります。排泄サインも見逃さないようにしましょう。

3. 成功したらたくさん褒める
排泄がうまくできたらすぐに褒めてあげましょう。「ここでしていいんだ」と覚えてもらえます。

飼い主

トイレトレーニングで「やってよかった」ことは、成功するたびに小さなおやつをあげたことです!
うちとしてはおやつが効果大でした。

4. 失敗しても叱らない
失敗しても、怒ったり叱ったりは禁物です。黙って片づけ、次の成功を待ちましょう。

5. 失敗しにくい環境を整える
排泄のにおいが残っていると、同じ場所で繰り返すことがあります。しっかり消臭し、マットやカーペットは一時的に片づけると安心です。

6. あきらめずに続ける
犬によって覚えるスピードは違います。焦らず、愛犬のペースで続けることが大切です。

よくある失敗とその対処法

・トイレ以外で排泄してしまう
においが残っていると勘違いしてしまうことがあります。しっかり掃除しましょう。

・トイレが寝床や食事場所の近くにある
犬はきれい好きなので、離れた場所に設置してあげましょう。

・落ち着かない場所にトイレがある
にぎやかな場所では排泄を我慢してしまうことも。静かな環境を整えてくださいね。

・トイレが汚れている
汚れたトイレは使いたがりません。こまめに取り替えて清潔に保ちましょう。

・叱ってしまった
叱ると排泄自体を悪いことと思ってしまうことも。失敗しても落ち着いて対応しましょう。

飼い主

1日に何度も失敗されると、深いため息をつきたくなります。
が、犬を飼った以上トイレの失敗は仕方ないと割り切って、無言で掃除を頑張りました。

成犬の場合のポイント

成犬でもトレーニングは可能です。新しい環境になじむまでは、子犬と同じように教えてあげましょう。

飼い主

うちも成犬(4歳後半)になってからトイレトレーニングをスタートしましたが、今ではしっかりトイレの場所も覚えてくれました!

スムーズに進めるためのコツ

飼い主さんの観察力と根気が成功のカギです。排泄サインを見逃さず、タイミングよく誘導しましょう。

また、トレーニング用のグッズを活用するのもおすすめです。どうしてもうまくいかないときは、動物病院やしつけ教室に相談するのもひとつの方法です。

まとめ

犬のトイレトレーニングは、正しい方法と根気があればきっとうまくいきます。失敗しても叱らず、成功を一緒に喜んであげてくださいね。

トイレトレーニングをしていると、一緒に暮らすのがとても楽になります。(逆に言えば、トレーニングができていないと大変です・・)
愛犬と一緒に少しずつ、毎日を快適に過ごせるようにできるのを祈っています。

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