はじめに
保護犬への支援は、かけがえのない命を守る大切な行動です。
近年は保護犬への関心が高まり、支援の輪も少しずつ広がっています。
この記事では「寄付」「ボランティア」「物資提供」など、今すぐ始められる5つの支援方法をご紹介します。
あなたに合った方法を見つけて、一緒に保護犬たちを支えていけたら嬉しいです。
寄付で保護犬を支える
保護犬を守るためには、ごはんや医療、施設の維持など、たくさんの費用がかかります。
そのため、寄付はとても効果的な支援のひとつです。
寄付には「単発」と「継続」の2つの方法があります。
単発寄付は、好きなタイミングで気軽に始められます。
500円や1000円など少額でも、立派な支援になりますよ。
継続寄付は毎月決まった金額を届ける方法で、団体の安定した運営を支えます。
たとえば月1000円の寄付で、1頭分のフィラリア予防薬を1年間まかなえるなどがあります。

フィラリア予防とは、犬が「フィラリア症」という病気にかからないようにするための大切なケアです。
フィラリア症は、蚊が媒介する寄生虫によって引き起こされます。寄生虫は犬の心臓や肺の血管にすみつき、進行すると命に関わることもあります。
この病気を防ぐには、定期的に予防薬を使うことが効果的です。
蚊に刺されたときに体内に入るフィラリアの幼虫が育つのを防いでくれます。
特に蚊が多くなる春から秋にかけては、動物病院で予防薬をもらい、忘れずに使うようにします。
薬なので、副作用?の心配もありますが‥飼い主の考えにもよると思いますが、私は愛犬の健康を守るために必要だと思っています。
寄付先を選ぶときは、団体の公式サイトで実績やお金の使い道を確認しましょう。
信頼できる団体は、SNSやホームページで活動内容をきちんと公開しています。
今すぐ始められる寄付は、保護犬たちの命をつなぐあたたかな力になります。
物資を届けて支援する
保護犬の毎日の暮らしには、たくさんの物資が必要です。
必要なアイテムを直接届ける「物資の寄付」は、現場の負担をやわらげる支援になります。
よく求められている物資はこんなものです:
- 犬用フード(成犬・子犬・アレルギー対応など)
- 子犬用ミルク
- おやつ
- ペットシーツ
物資を送るときは、団体のSNSや公式サイトで「いま必要なものリスト」を確認しましょう。
フードは未開封で賞味期限内のものを。
Amazonの「ほしいものリスト」から直接届けられる団体もあります。
自分の支援が目に見えて役立つのも、物資寄付の魅力です。



譲渡会の時に、支援物資を持って行きました。ペットシーツだったら、犬種問わずに使えるかな?と思ってペットシーツを箱買いして持っていきました。
けど今思えば、現金を寄付する方が良かったかも‥(ペットシーツにもサイズがあって、保護団体によっては合わないものもあるかな?と後から思いました)
某保護団体がInstagramのプロフィールに載せていたAmazonほしいものリストから、支援したこともあります。が、他の支援者には「〇〇様ありがとうございます!」とストーリーズに載せていたのに、私が寄付したものは載りませんでした。お礼言われたいから寄付したんじゃないけど、なんか悲しい気持ちになりましたね。保護団体さんは忙しいから、全部をInstagramに載せられないのかもしれませんが、載ってる支援者・載ってない支援者がいるのは、後者としては悲しかった思い出です‥
ボランティアとして関わる
保護犬のボランティアは、犬たちと直接ふれあいながら支援できる素敵な方法です。
得意なことやライフスタイルに合わせて、さまざまな形で参加できますよ。
主な活動には次のようなものがあります:
- 犬のお世話(散歩、食事、シャンプーなど)
- 施設内の掃除や維持管理
- 里親探しイベントのサポート
- 物資の仕分けや事務作業
- 一時預かりボランティア(自宅で犬をお世話)
参加条件は団体によって異なりますが、週1回から、単発イベントのみの参加も可能です。
在宅でできるボランティア活動もあるので、無理なく参加できる方法を探してみてください。
犬たちのそばで支援できるボランティアは、心が温かくなる経験にもなります。



以前、関わった保護団体さんは、保護施設を持たない代わりに預かりボランティアさんに保護犬のお世話をお願いしているようでした。
トライアルで(最終は断られましたけど)預かりボランティアさんもウチに来て「よろしくお願いします〜」と言ってくれました。
一時預かりですが、やはり一緒に暮らしていると愛着が湧きますよね。
私も老後は、保護犬の預かりボランティアをやりたいなと思います。
里親や一時預かりとして支援する
保護犬が本当に求めているのは、安心して暮らせる「家族」です。
里親になることは、犬の命を救う最も直接的な支援になります。
里親には、家族の同意や飼育環境、時間や経済面の余裕が必要です。
団体によって譲渡条件が異なるため、事前にしっかり確認しましょう。
もし、すぐに里親になるのが難しい場合は「一時預かり」という形もあります。
新しい家族が見つかるまでの間、自宅で犬をお世話する方法です。
一時的とはいえ、愛情を注いでくれる人の存在は、犬たちにとって大きな力になります。
責任をともなう支援ですが、その分だけやりがいも大きいと思います。
チャリティーグッズや情報発信で支援する
お金や時間があまり取れないときも、できる支援はたくさんあります。
チャリティーグッズの購入やSNSでの情報発信も、立派な支援のひとつです。
保護団体が販売するTシャツやカレンダー、エコバッグなどのグッズを買うことで、収益が活動資金になります。
自分用に買うのもいいし、プレゼントにもできますよね。
SNSで保護犬の情報を広めるだけでも、多くの人の目に触れるきっかけになります。
1つのシェアが、新しい家族との出会いにつながるかもしれません。
友人に声をかけたり、イベントに参加したりと、日常の中でできる支援を見つけてみましょう。



私もチャリティーグッズの販売に向けて、準備を進めています。
利益をそのまま保護団体さんに寄付したいからです。
私は保護犬を1匹引き受けただけで、他の保護活動はしていませんが、このウェブサイトで情報発信して、多くの人に保護活動を知ってもらいたいと思っています。
おわりに
保護犬を支援する方法は、思っているよりもたくさんあります。
寄付や物資の提供、ボランティア、里親や一時預かり、グッズ購入や情報発信など。
どれも、犬たちの命を守るあたたかな行動です。
自分の生活に合った方法で、無理なく続けられるといいですよね。
あなたの小さな一歩が、保護犬たちの未来を変えていきます。
今日からできる支援を、ぜひ見つけてみてくださいね。